Nov 13, 2008 at 13:45, Kanagawa(神奈川) 横浜, Nikon D300
Fogfalls #47670
横浜トリエンナーレ2008、三溪園で展示されていた中谷芙二子の「雨月物語ー懸崖の滝 Fogfalls #47670」。
展示されていたというよりは「仕掛けられていた」といった方が適切か?
中谷の作品をそんなに見ているわけではないが、サイトなどを通して業績を見ていると
アルゼンチンの小説家、アドルフォ・ビオイ=カサーレスの『モレルの発明』という小説のことを思い出す。
われわれが、時間や空間を越えたものについて何も理解することができないという事実に、
おそらくはわれわれの人生が、この機械のあたえてくれる死後の生と、大して変わらないということを示唆するであろう。(p.139)